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外構のやり直しは可能?理想の外構にするために失敗例から学ぼう

安全面に配慮された玄関アプローチ

 

リフォームなどの工事を行うと、時折、その出来栄えに不満を感じることがあります。特に、外構は住まいの顔ともいえる重要な場所であるため、そのデザインや機能性に不満があれば、日常的にストレスを受け続けることでしょう。本記事では、外構をやり直したくなる代表的な理由と、外構工事を成功させるために気をつけるべきポイントについてご紹介します。

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外構をやり直したくなる理由・失敗例

外構工事には、時間が経ってから気付く「後悔するポイント」がいくつかあります。このような外構工事における後悔しがちなポイントを予め把握しておけば、工事計画を立てる際に注意することができるので、より満足のいく結果が得られるでしょう。ここでは、外構をやり直したくなる代表的な理由を6つご紹介します。

安全面に問題がある

外構工事を計画する際、デザイン性にばかり注目してしまい、安全面が疎かになってしまうケースがあります。例えば、玄関アプローチや駐車場などに使用した素材が滑りやすいものである場合、雨天時は、転ばないよう、毎回気をつけて歩かなければなりません。また、手すりや照明の不足も、日常生活のあらゆる場面で危険を生む原因となります。

機能面に問題がある

使い勝手に問題がある場合、外構工事をやり直したいと感じるケースが多いようです。例えば、水栓を設置する位置が利用者のニーズに適していなければ、庭の水やりや洗車の際に不便さを感じるでしょう。外構空間をより実用的で快適なものにするためには、利用者のライフスタイルや好みに合わせた機能を重視し、使い勝手の良いデザインを検討することが大切です。

プライバシーが確保できない

外構工事の失敗例として、プライバシーが確保できないことが挙げられます。たとえばオープン外構は、費用が安く開放感が得られる一方、敷地をフェンスや塀で囲まないため、通行人や近隣住民の視線に晒される可能性があります。費用を抑えながらも最低限のプライバシーを確保したい方は、部分的にフェンスや植木などで囲むセミクローズ外構を検討してみましょう。

メンテナンスに手間がかかる

外構をやり直す理由として、メンテナンスに手間がかかることが挙げられます。例えば、ガーデニング経験のない方が、緑に囲まれた住まいにしようと植栽に力を入れ過ぎると、日々の手入れが大変で疎かになってしまい、かえって見た目の悪い外構になりかねません。外構を計画する際は、メンテナンスが容易で、長期間にわたり美しさを保てる素材やデザインを選ぶことが重要です。

実際に使用してみると狭く感じる

空間の狭さは、外構工事においてよくある失敗例です。庭やテラス、特に駐車場と言った外構箇所は、計画段階では十分だと思われた広さでも、実際に使用してみると狭く感じられることが多くあります。十分なスペースが無いと、物の配置や移動が不便に感じられるため、外構を計画する際は、住人の動線や使い勝手を考慮し、スペースに余裕を持たせたデザインを心がけましょう。

想像していたものと違う

設計段階では理想通りに思えた外構でも、実際に使用してみると想像していた雰囲気や機能が得られず、不満を感じる方が多いようです。このような問題を避けるには、外構を計画する際に、イメージをできるだけ具体的に伝えることと、希望だけでなく家全体の調和を重視したプロの意見も参考にするのが重要です。

外構のやり直しは可能?

業者側の手違いがあった場合は、依頼者の費用負担なくやり直し工事をしてもらうことは可能です。しかし、計画通りに行った上で不満がある場合、基本的にやり直しはできないと考えておいたほうが良いでしょう。外構工事で失敗しないためには、打ち合わせの段階で業者とのコミュニケーションを繰り返し、要望を細かく伝えておくことが欠かせません。

理想の外構を実現するために、失敗例から学ぼう

本記事では、外構をやり直したくなる代表的な理由と、外構工事を成功させるために気をつけるべきポイントについてご紹介しました。安全面や機能面などに対して不満がある場合、やり直し工事を希望する方が多くいらっしゃいます。

 

しかし、外構は一度完成してしまえば、やり直すのは簡単ではありません。理想の外構を実現するためには、打ち合わせ段階での入念な準備と確認が重要となるので、今回紹介した失敗例を参考に、理想の外構に向けて準備しましょう。

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